にんにくの芽 にんにく ニンニク 大蒜
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基礎データ DATA
- にんにくの花茎
にんにくの芽の特徴
「にんにくの芽」は名前に「芽」とつきますが、これは「花茎」の部分を収穫したものです。「茎にんにく」とも呼ばれ、すらっと細長くて鮮やかな緑色。一般的に長さ25~30cmのものが束になった状態で店頭に並びます。にんにく特有のにおいは弱く、シャキシャキとした歯触りが特徴。風味がよく中華料理の炒め物によく利用されます。
ちなみにこの花茎の部分は、にんにく本体よりも先に収穫しますが、日本で多く栽培されている「ホワイト6片」などの品種は、花茎があまり長く伸びません。そのため国内産の出荷量は少なく、中国からの輸入ものがほとんどとなっています。
なお、国内産のにんにくの芽には、先端に花芽(つぼみ)がついていることがありますが、輸入物は花芽が切り落とされた状態で販売されています。
にんにくの芽の選び方(見分け方)
みずみずしく鮮やかな緑色で、弾力が感じられるものが良品です。くねっと曲がったものもありますが、真っ直ぐかどうかはあまり気にしなくてもよいでしょう。
ただし、全体が黄色っぽくなっているものは鮮度が落ちている可能性があります。つぼみがついている場合は、つぼみが変色したり枯れたりしていないかも要チェックです。
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にんにくの芽の保存方法
乾燥しないよう新聞紙で包んでポリ袋などに入れ、冷蔵庫の野菜室に入れておきます。
長期保存したい場合は冷凍保存も可能です。30秒~1分ほど下ゆでし、冷水で冷やして水気をしっかりふいてから冷凍しましょう。
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にんにくの芽の食べ方
にんにくの芽は油との相性がよく、炒め物に使用するのが一般的。カットする際は包丁を斜めに入れると、油や調味料がなじみやすくなります。
先端に花芽がついた国産のものは、つぼみの部分を天ぷらにしてもよいでしょう。
にんにくの芽の旬(出回り時期)
にんにくの芽は周年出回っています。出回っている量にもあまり変化がなく、旬はあまり感じない野菜といえるでしょう。
参考:東京都中央卸売市場
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