丸オクラ オクラ
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基礎データ DATA
- さやが丸いオクラ
丸オクラの特徴
「丸オクラ」は、さやが丸い形をしたオクラです。普通の五角種のオクラは、カットすると断面が星形になりますが、丸オクラは円形になります。収穫サイズは10~15cmくらいとやや長く、口当たりはやわらか。一般的にオクラは大きくなると筋張ってかたくなりますが、丸オクラはそうした影響が出にくいのが特徴です。
代表的なものに沖縄県の伝統野菜「島オクラ」があります。丸ざやでスラリと細長い形をしていて、実がやわらかくほんのり甘味もあります。また島オクラと同じ系統と推察されている「八丈オクラ」も細長いタイプ。東京都の八丈島で古くから栽培されていて、いずれもそれぞれの土地に根付いた固定種です。
一方、F1種(一代交配種)にもさまざまな品種があります。サカタのタネの「みどり丸ノ助」は育てやすく多くの収穫量を見込める品種。またタキイ種苗の「エメラルド」は大きく育ちつつ、肉質がやわらかくて食味がよいのが特徴です。
丸オクラの選び方(見分け方)
うぶ毛が落ちておらず、表面に張りがあるものを選びましょう。ヘタが乾燥していたり、表面に黒ずみが出ているものは避けたほうが無難です。
丸オクラは成長しても五角種ほどかたくなりませんが、よりやわらかい食感がよければ大きすぎないものを選びましょう。
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丸オクラの保存方法
涼しい時期は新聞紙で包んで冷暗所で保存。暑い時期はさらにポリ袋に入れて冷蔵保存します。
量が多くてすぐに食べきれない場合は冷凍保存も可能です。かためにゆでて水気をふきとって、ラップで包んで保存袋に入れます。1か月ほどで使い切りましょう。
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丸オクラの食べ方
丸オクラも普通の五角種と同じように塩でこすってうぶ毛を落とし、生のままあるいは加熱調理して食べます。和え物や炒め物、揚げ物など幅広く利用できますが、丸オクラはやわらかさが特徴なのでサラダにして食べるのもおすすめです。
丸オクラの旬(出回り時期)
丸オクラは6月頃から秋頃が収穫シーズンです。