スプラウト かいわれ大根 貝割れ大根 スプラウト 発芽野菜
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基礎データ DATA
- 植物の種子から発芽した新芽
スプラウトの特徴


「スプラウト」とは植物の新芽のことで、種子を発芽させたいわゆる「発芽野菜」です。「ブロッコリー」や「赤ラディッシュ」「空芯菜」などいろいろな野菜のスプラウトがあり、「かいわれ大根」のように細長い茎の上に小さな葉が付いています。
おもに植物工場で栽培されているため、天候による生産への影響がなく価格も大きく変動しません。生のまま手軽に食べられ、栄養価が高いとされることから需要も伸びています。
スプラウトは種類によって色や風味が異なります。赤ラディッシュや赤キャベツは軸が赤色で、マスタードには辛味があるなど、それぞれ特徴が違うのでいろいろ食べ比べてみてください。いずれもシャキシャキとした食感なのでサラダや和え物、汁物などに利用するのがおすすめです。
スプラウトの選び方(見分け方)
茎がピンと立っていて、葉先にみずみずしさを感じるものを選びましょう。茎が変色していたり、葉が枯れているものは鮮度が落ちています。
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スプラウトの保存方法
スプラウトは基本的にプラスチックなどの容器に入って売られているので、購入後はそのまま冷蔵庫で保存します。日持ちはしないので2~3日を目安に消費しましょう。根元をカットしたものはラップでふんわりと包み、冷蔵保存して早めに使い切ってください。
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スプラウトの食べ方
スプラウトは生のままサラダにしたり、さっとゆでて和え物にしたりするほか、炒め物や汁物、サンドイッチなどにも利用できます。ピリッとした辛味が欲しいときは、マスタードやクレスのスプラウト、彩り重視ならレッドキャベツなどがおすすめです。
なお、根元にはタネの殻がたくさん付いているのでしっかりと洗い流しましょう。根元を切り落とす前に葉先を持って水の中でよく振って殻を落とし、次に根元を持って葉先を水につけてよく振ります。最後に根元をカットしたら、もう一度葉先を持って、根元部分をよく流水で洗い流すとよいでしょう。
ブロッコリースプラウト
ブロッコリーの新芽。茎が白くて葉は緑色で、辛味が少なくてマイルドな風味です。ブロッコリーには抗酸化作用があるとされる成分「スルフォラファン」が含まれ、その濃度はスプラウトのほうが高いことから、栄養面でも人気があります。
マスタードスプラウト レッドキャベツスプラウト

マスタードスプラウトはマスタード(セイヨウカラシナ)の新芽です。茎は白くて葉や黄緑色で、からし菜のような辛味が特徴。サンドイッチやホットドッグなどに使うとスパイシーな辛味が活きます。サラダや炒め物などにもおすすめ。
レッドキャベツの新芽は、茎が赤紫色、葉は濃い緑色をしています。辛味は少なくてやさしい甘味があり食べやすいスプラウトです。サラダや料理の付け合わせなどに使うと彩りが映えます。
クレススプラウト おくらスプラウト
クレススプラウトはガーデンクレス(コショウソウ)というクレソンの仲間の新芽です。茎は白色で葉は黄緑色。わさびに似た辛味が持ち味です。肉料理や魚料理の付け合わせ、サンドイッチなどにおすすめ。
おくらスプラウトはオクラの新芽で、オクラ同様に少しネバネバとしていて、茎にうっすらとうぶ毛があるのが特徴。味噌汁やサラダ、お浸しなどに使えます。生のままよりもさっとゆでたほうが食べやすいでしょう。なお、おくらスプラウトはタネの殻がかたいのでしっかり洗い流しましょう。
空芯菜スプラウト 赤ラディッシュスプラウト


空芯菜スプラウトは空芯菜(エンサイ)の新芽です。茎が白~淡い黄緑色で、葉が細長い形をしているのが特徴。シャキシャキとした食感で辛味やクセはありません。サラダや炒め物、和え物、汁物などさまざまな料理に活用できます。
赤ラディッシュの新芽は、茎が赤紫色で葉は濃い緑色。ピリッとした辛味があり、生のままでも加熱してもOK。加熱すると辛味はやわらぎます。サンドイッチや肉料理の付け合わせのほか、サラダや炒め物、味噌汁などもおすすめです。
アルファルファ

「アルファルファもやし」ともいい、もやしを細くしたような感じでワサワサとしています。「ムラサキウマゴヤシ」という多年草の新芽で、みずみずしくシャキッとした食感。水洗いして生のままサラダやサンドイッチに使ったり、肉料理の付け合わせや炒め物、汁物などにも使えます。
スプラウトの旬(出回り時期)
スプラウトは周年出荷されています。