モロッコいんげん さやいんげん サヤインゲン
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基礎データ DATA
- マメ科インゲンマメ属の平ざやのさやいんげん
モロッコいんげんの特徴
「モロッコいんげん」は、未熟な豆をさやごと食べる「さやいんげん」の仲間です。さやが平べったい形をしていて、サイズが大きいのが特徴。長さは15~20cmほどで、幅は1.5~2cmくらいになります。
サイズが大きいのでかたそうに見えますが、スジが入らず、ゆでるとやわらかくなります。シャキシャキとした食感で特有の甘味があり、炒め物や揚げ物にしても美味。7月から9月頃に多く出回る夏野菜で、施設栽培されたものは周年を通して出荷されます。
モロッコいんげんはもともと地中海沿岸地域で食べられていて、日本へは1976年(昭和51年)頃に導入。タキイ種苗よりこの名前で販売されています。
モロッコいんげんの選び方(見分け方)
表面に張りがあり、色鮮やかでみずみずしいものを選びましょう。さやが黄色っぽくなっているものや、傷が多いものは避けたほうが無難です。
モロッコいんげんは収穫が遅れてもかたくなりにくい性質ですが、適期に収穫されたものは食感がよいので、さやの内側の豆がなるべく小さいものがおすすめです。
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モロッコいんげんの保存方法
新聞紙で包んでポリ袋などに入れ、冷蔵庫の野菜室で保存するとよいでしょう。古くなると食感が悪くなるので2~3日を目安に食べきります。
消費しきれない場合は、かためにゆでで冷凍しておく1か月ほど持ちます。
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モロッコいんげんの食べ方
モロッコいんげんは和え物や炒め物、てんぷら、サラダ、パスタ、スープなど、いろいろな料理に使える万能野菜です。スジがほとんどないので、下ごしらえは両端を切り落とすだけでOK。下ゆでする場合は、多めのお湯を沸騰させて、短時間で塩ゆですると色よく仕上がります。
モロッコいんげんの旬(出回り時期)
モロッコいんげんが多く出荷される時期は6月から9月頃です。