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基礎データ DATA

  • 細長い形をした一般的なごぼう

ごぼうの特徴

ごぼう

一般的に流通しているごぼうの多くが、この「長根種」になります。ごぼうは大きく分けて長根種と短根種があり、長根種は長さが70cm~1m程度。一方、短根種は30~50cmくらいです。

長根種の代表的な品種に「滝野川ごぼう」がありますが、現在、栽培されている長根種の多くは滝野川から派生した品種といわれます。「柳川理想」はやや早生の品種で皮が白っぽいのが特徴。また「常盤大長」はス(空洞)の入りが遅く、肉付きのよいのが魅力です。そして「渡辺早生」は70cmほどの長さで、香りがよく肉質がやわらかいごぼうです。

ごぼうは繊維質が豊富で、特有の風味と歯ごたえが持ち味。煮物やてんぷら、きんぴらごぼうなど、さまざまな料理に活用できる食材です。収穫量が増えるのは秋から冬ですが、保存が効くため年間を通して店頭に並びます。

ごぼうの選び方(見分け方)

ごぼう

ごぼうはかたいものよりも適度な弾力があるもの、またひげ根が少なめのものが良品といわれます。なるべく全体的に太さが均一でスラリとしていて、先端が徐々に細くなっているものを選びましょう。

太すぎるものは内側にスが入っている可能性があります。また皮に黒ずみやひび割れがあるものや、先端が乾燥しているものは避けたほうが無難。土付きと土なしの場合では、土付きのほうが長く保存できます。

ごぼうの保存方法

乾燥しないよう購入時のポリ袋に入れるか、または新聞紙で包んで冷暗所で保存しましょう。土付きのものは1週間、洗ったものは2~3日が保存の目安です。夏場は傷みやすいので、水洗いしてしっかり水気をふき、保存しやすい長さにカットして、ラップで包んで冷蔵庫の野菜室に入れておくとよいでしょう。

長期保存したい場合は冷凍も可能です。ささがきに切ってからさっとゆでて、ラップで小分けして保存袋に入れおきます。なお、冷凍する際は水気をよく切ってから凍らせるのがポイントです。

ごぼうの食べ方

山田早生

ごぼうは煮物や炒め物、和え物、サラダなどさまざまな調理に使えます。料理によって切り方を変えると、歯ごたえも変わって楽しめます。ごぼう特有の香りは皮の部分にあるので、皮は包丁の背で軽くこそげ取る程度にしましょう。

変色防止のためにアク抜きをする場合は、切ったそばから水に浸けておきます。ただしポリフェノールが流れ出てしまうので、栄養面を重視するならアク抜きはしなくてもかまいません。なお、酢水に浸けると白くなりますが、長時間浸けておくとかたくなるので要注意です。

ごぼうの旬(出回り時期)

ごぼうは周年出回っています。出回っている量にもあまり変化がなく、旬はあまり感じない野菜といえるでしょう。

参考:東京都中央卸売市場

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