ごぼう 菊池水田ごぼう(渡辺早生)

登録日:2021年5月30日

菊池水田ごぼう(渡辺早生)

菊池水田ごぼう(渡辺早生)

これは熊本県のJA菊池から出荷されている「菊池水田ごぼう」です。菊池というのは熊本県北東部にある地域名で、水田(すいでん)は田んぼのこと。その名の通り、菊池地域の水田で栽培されているごぼうで、お米を収穫した後の裏作として、秋から春の間に育てられています。

菊池水田ごぼう(渡辺早生)

JA菊池のサイトによると品種は「渡辺早生」で、12月から3月までは冬ごぼう、その後6月頃まで春ごぼうが出荷されるそうです。少し若い状態で収穫するため皮が薄く、肉質がやわらかいのが特徴。また出荷前に泥やひげ根を取り除き、流水であく抜きをしているので、そのまま調理に使うことができます。

菊池水田ごぼう(渡辺早生)

今回購入したのは少し太めの2本入りで、皮は白っぽいベージュ色。長さは40cm以上、直径は太いところは2cm以上あります。皮ごと使用できるとのことだったので、気になる部分だけ少しこそぎ、きんぴらごぼうとサラダを作ってみました。

菊池水田ごぼう(渡辺早生)

肉質がソフトというだけあり、それほど加熱に時間をかけなくてもほどよい歯ごたえのきんぴらが完成。また、途中で少しお鍋から取り出し、マヨネーズとごまをかけるとごぼうサラダに変身です。味はどちらもごぼうの風味が感じられてとても美味。天ぷらやかき揚げにもおすすめとのことなので、次回購入したら揚げ物にしてみようと思います。

菊池水田ごぼう(渡辺早生)

ちなみに菊池水田ごぼうは2019年に「地理的表示(GI)」の保護制度を取得しています。GIマークとは、特産品の特性や品質がその地域と結び付いていることを証明するもので、袋には「菊池水田ごぼう」の文字とともにGIマークが表示されていました。これにより地域ブランドとしての知名度アップにも期待できそうですね。

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