石川早生 里芋 さといも サトイモ
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基礎データ DATA
- 生い立ち:大阪府で古くから栽培
石川早生の特徴
「石川早生」は8月から9月頃に収穫される里芋の早生種です。旬の時期がほかの里芋よりも早く、サイズは「土垂」よりもやや小さめで丸くころんとした形。適度な粘りがあり淡白な味わいで調理しやすい里芋です。
大阪府で古くから栽培されている品種で、現在もおもに関西以西で生産されています。この石川早生という名前は、原産地とされる南河内郡石川村(現河南町)の地名が由来だそうです。
石川早生はそろいがよくて、1株あたりの収量も豊富。子芋と孫芋が利用できますが、基本的には子芋が肥大した段階で早掘りされることが多いです。
石川早生の選び方(見分け方)
表面に変色や傷、へこみ、ひび割れなどがないか確認します。また、お尻の部分がやわらかいものは傷んでいる恐れがあるので避けます。泥を洗い落としたものは鮮度の低下が早いので、なるべく泥つきのものを選んだほうがよいでしょう。
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石川早生の保存方法
乾燥に弱いので、軽く湿らせた新聞紙に包んで冷暗所で保存します。さらに段ボールなどに入れておくのもおすすめです。気温の高い時期は傷みやすいので早めに消費しましょう。
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石川早生の食べ方
石川早生は煮物にも利用できますが、「きぬかつぎ」が定番です。作り方はいたって簡単。まず里芋をよく洗い、1/3あたりの位置に包丁でぐるりと浅く切れ目を入れておきます。それをやわらかくなるまで15~20分ほど蒸す(またはゆでる)だけです。食べるときは手で皮をむき、塩や味噌ダレ、しょうゆ、ごま塩などをかけます。
石川早生の旬(出回り時期)
石川早生が出回るのは8月中旬から9月頃です。