わさび菜

わさびのようなピリリとした辛みが持ち味の「わさび菜」。名前にわさびと付いていますが、薬味として使用する「ワサビ」とは関係がなく、「からし菜」の仲間です。そもそもわさび菜は九州の在来からし菜を改良したものとなっています。

わさび菜はからし菜に比べて葉の切れ込みが細かく、生のまま食べることが可能です。サラダに混ぜてアクセントにしたり、レタス代わりにサンドイッチやホットドッグに挟んでスパイシーな風味にしたりするほか、炒めたり天ぷらにしたりとさまざまな料理に使えます。

このわさび菜は根元付近まで葉が密生していて、全体がわさわさとしています。ひとまずそのままかじってみると、あれ？ 辛くない……。と思いきや、2秒後にピリっ！ と遅れてきました。ワシャッと口に入れると、なかなかパンチのある辛さです。

なので、今回は根元のやわらかい部分をレタスと一緒にサラダにしました。レタスの甘味とわさび菜のさわやかな辛さ、それにドレッシングが合わさることでサラダの味に深みが出ます。

そして葉のしっかりした部分は天ぷらに。春菊の天ぷらのような感じで薄めに揚げると、食感がサクサクとしていて辛みもやわらいでとてもおいしいです。わさび菜はかさがあって日持ちがよいので、数日にかけて利用できるという点も気に入っています。

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