三池高菜

これは少し前に購入した「三池高菜」です。高菜はおもに漬物に利用されていて、ピリッとした辛みが持ち味。全国には「長崎高菜」や「阿蘇高菜」などいろいろな高菜があり、三池高菜は福岡県を中心に九州地方で多く作られています。加工品の高菜漬けはスーパーなどでよく見かけますが、生鮮野菜として売られていることは少ないので、試しに高菜漬け作りに挑戦してみることに。

この三池高菜は長さが50cmほどあり、軸が太くてひと株がとてもしっかりしています。高菜漬けを作るのは初めてなので作り方を調べると、天日干し→塩もみ（重石）→水気絞り→塩と唐辛子（重石）という手順が多いみたいです。

今回はひと株だけなので、葉を1枚ずつはがしてこじんまりと作ってみました。葉を2日干してから塩もみをして、平たいボウルに重ねてラップをかけ、重石代わりに2Lのペットボトル2本で上から押さえつけます。2晩置いてから水気を絞り、さらに塩と唐辛子少量を入れて1日漬けたら完成です。※写真は干したもの

さっそく食べてみると、塩が多かったようで思った以上にしょっぱい……。なので水洗いをして味を薄めました。すると塩分がいい感じになり、高菜の風味も良好でシャキッとした食感になりました。適当に作ったわりにはそれなりに仕上がっています。ご飯のお供にもよく合い、ラーメンのトッピングにしてもおいしく、何といっても高菜チャーハンが美味。すごいリピート率で高菜チャーハンが食卓に登場しました。

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