からし菜 山形青菜(やまがたせいさい)

登録日:2024年3月3日

山形青菜(やまがたせいさい)

山形青菜(やまがたせいさい)

「山形青菜」という高菜の一種を購入しました。青菜は「あおな」ではなく「せいさい」と読み、山形県の伝統野菜の1つになります。おもに漬け物に利用されていて、しょうゆ漬けにした「青菜漬け」や細かく刻んだ「おみ漬け」などにして食べるのが定番です。

山形青菜(やまがたせいさい)

葉は濃緑色をしていて幅広く、葉丈は50~70㎝くらいと大型。軸(葉柄)は黄緑色で厚みがあり、高菜特有の辛味と歯ごたえが魅力となっています。なお、名前に「山形」と付いていますが、種は普通に売られているので山形県以外でも栽培でき、家庭菜園でも育てることができます。収穫期は基本的に10月から12月頃ということです。

山形青菜(やまがたせいさい)

この山形青菜は茨城県産で、葉の長さは40~50cm程度と大きく、軸の太いところは幅が4~5㎝ほどありました。調べてみると漬け物にする場合は収穫後に干して乾燥させて、それを一度塩漬けして、さらに味をつけて本漬けするとのこと。ちょっと手間はかかりますが、家庭でもできそうなので挑戦することに。

山形青菜(やまがたせいさい)

といっても今回は2株だけなのでなんちゃってな感じの作り方です……。まずはハンガーにぶら下げて1晩干して乾燥させ、それを塩漬けして2晩放置(2Lペットボトル2本を重しにしてタッパーで)。いい感じにくたっとなったところで一度軽く洗い、さらにしょうゆやみりん、だしなどの漬け汁に浸けて1日置けば完成です。早速食べてみると、おっ! それっぽい味になっています。食感はパリパリ、シャキシャキで、うまみの中にほんのり辛みがあり美味です。これは成功と言っていいと思います。

山形青菜(やまがたせいさい)

また、漬け物だけでなく炒め物にしてもよいとの情報があったので、葉を1枚だけ炒めものに使用してみることに。細めにカットしてニンニクと唐辛子、中華だし、しょうゆなどで味付けをしてみたら、これまたシンプルながらとてもおいしい1品になりました。炒め物にもおすすめです。

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