パーマグリーン（からし菜）

「パーマグリーン」という濃緑色の葉物野菜が売られていたので購入してみました。葉がちりめん状で、葉のフチが細かく波打ち、縦長の扇のような形状。一部は濃紫色になっていて、なかなか印象的な姿です。

これはからし菜の一種で、「三池たかな」と「ちりめんはからしな」を掛け合わせて育成したものだそう。1987年（昭和62年）に品種登録されているので、35年も前に誕生している比較的古い品種になります。

葉はやや肉厚で、この葉面の縮れとフチの波打ちのほか、辛味があるのが特徴。ピリ辛風味を活かして生のままサラダに混ぜたり、料理に添えたりするほか、高菜のように大きく育てて漬け物にも利用できるとのことです。

このパーマグリーンは長さが18cmほどで、幅は12cm前後。株ごとではなく葉を掻き取った状態で収穫されていました。全部で8枚入っていたので、炒め物とサラダ、天ぷらにしてみることに。まず炒め物は、豚肉とあわせて中華の素としょうゆで味付け。食べてみるとふわっとした辛みと高菜のようなうまみが感じられて思った通りのおいしさです。

天ぷらは葉の下半分を使い、大葉を揚げる感じで仕上げてみました。食感がカリッとしていて香ばしく、ほんのりと辛みも感じられます。そしてサラダはレタスの上に少し散らしてドレッシングをかけただけですが、パーマグリーンの辛みがアクセントになり、味に深みがでてこれまたおいしかったです。

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