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登録日:2025年11月23日
全国には昔ながらの伝統野菜がいろいろありますが、東京都にも「亀戸ダイコン」や「馬込半白キュウリ」など約50種類の江戸東京野菜があります。そしてこの「内藤かぼちゃ」もその1つ。スーパーなどでよく見かける一般的な西洋カボチャではなく、日本カボチャになります。
内藤かぼちゃは江戸時代から栽培されていて、発祥の地とされるのは新宿御苑です。かつてこの地には高遠藩主・内藤家の下屋敷があり、敷地内ではかぼちゃやトウガラシが作られていました。これらは内藤かぼちゃ、内藤とうがらしとして評判を呼び、近隣でも生産されるようになったのだそう。そして今でも生産量は多くありませんが伝統野菜として栽培されています。
果皮は濃緑色で熟すと赤茶色のような褐色になり、さらに表面には白っぽい粉が出ます。また深い溝のあるゴツゴツとした形が特徴で、菊の花のように見えることから別名「菊座かぼちゃ」とも呼ばれます。果肉は水分が多くねっとりとした粘質で、煮物やスープ、サラダなどに適します。
今回入手した内藤かぼちゃは重さが約1.6kgと一般的な黒皮栗かぼちゃと同じくらいの大きさ。果皮は全体が褐色で粉がふいていて、溝がくっきりとしたきれいな菊模様です。またカットすると果肉は濃いオレンジ色でしっかりと完熟していました。
これを溝に沿ってカットして、皮を多めに削ぎ落し、天ぷらと煮物にして食べてみることに。天ぷらはねっとり&衣サクサクでなかなかいけます。そして煮物は少し濃いめに味付けしたところ、締まりのあるしっとり食感でおいしく仕上がりました。ちなみに皮の部分はけっこう歯ごたえを感じたのでもっと削いでもよかったかもしれません。
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朝日新聞の記事 11月24日
青森放送NEWSの記事 11月24日
さんデジの記事 11月24日
FNNプライムオンラインの記事 11月24日
MGプレスの記事 11月24日
南海放送NEWSの記事 11月24日
TBS NEWS DIGの記事 11月20日
石川テレビ放送の記事 11月19日
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