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登録日:2025年11月9日
これは東京都で古くから栽培されている「おいねのつる芋」というじゃがいもです。東京といっても山梨県にほど近い多摩地域西部の檜原村が生産地。「おいねイモ」とも呼ばれ、この地において100年以上前から作られています。
ちょっと変わった名前ですが、これはおイネさんが檜原村に嫁ぐ際に山梨県の都留(つる)から持ち込んだことが由来なのだそう。重さが40~50gと小さく、煮崩れしにくくて味がしっかりとしているのが特徴。煮物はもちろん、蒸したりゆでたりしてネギ味噌をつけて食べるのもおすすめといいます。
ちなみに檜原村の隣りの奥多摩町には「治助(じすけ)イモ」という古くからのじゃがいもがあります。これはその昔に治助さんがおいねのつる芋を地元に持ち帰って根付かせたものだそうで、これら2つは同種と考えられています。
さて、今回入手したおいねのつる芋は長さが6cmほどの楕円形で、重さは40g前後。一般的なジャガイモに比べると明らかに小さくてかわいらしい姿です。また表面は比較的なめらかで目はそれほどデコボコしておらず、カットすると果肉は白色でした。
これを蒸かしてそのまま食べてみると、食感はねっとり7割ホクホク3割といった感じで、何もつけなくてもうまみが感じられます。これにネギ味噌をつけてみたら、なるほどこれがまたよく合い熱々で食べると止まりません。おつまみやおやつで食べてもよし、7月頃の新じゃがなら皮ごとカレーや肉じゃがに入れてもよさそうですね。
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日本農業新聞の記事 11月9日
KBCニュースの記事 11月9日
神戸新聞の記事 11月9日
朝日新聞の記事 11月9日
津山朝日新聞の記事 11月9日
北日本新聞webunプラスの記事 11月9日
朝日新聞の記事 11月9日
信濃毎日新聞デジタルの記事 11月9日
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