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登録日:2025年8月17日
ししとうがらしは基本的に辛みのない野菜ですが、ときどき「あたり」と呼ばれる激辛のものが混ざっていることがあります。でも、この「ししまろ」はそのような心配はいりません。辛み果が発生しない性質なので、子どもでも安心して食べられます。
ししまろを開発したのは高知県農業技術センターで、正式な品種名は「高育交15号」と「高育交16号」。ししまろという名前はこれら2系統のブランド名(登録商標)となっています。10年の歳月をかけて育成され、2025年(令和7年)に高知県によって品種登録されました。
そもそもししとうが辛くなってしまうのは、高温や水不足などによるストレスが原因とされますが、見た目ではなかなか判断できません。ですが、ししまろは辛味成分(カプサイシン)合成酵素遺伝子が欠損していると考えられ、そのような環境になっても辛み果が出ないとのこと。どれを食べても辛くないというのは家庭ではもちろん、給食や外食産業でも重宝しそうですね。
さて今回購入したししまろは、長さ9cmほどで重さは10g前後、小さいものは約6cmでした。また、果皮はツヤのあるきれいな緑色で、ゆがみの少ないすっとした形をしています。
これを天ぷらや焼き浸しにしたり、ナスと豚肉と一緒に炒めたりして味わってみることに。加熱されてしんなりとしたししまろは口当たりがソフトで、ほんのりとさわやかな香りが漂いどの食べ方でも美味です。全部で30本くらいあったのですが本当に辛いものは1つも入っていませんでした。
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