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登録日:2026年10月4日
これは「ゆめいころ」というじゃがいもです。2026年(令和8年)に品種登録された新しい品種で、北海道立総合研究機構において「男爵薯」と「北系39号」を交配して育成されました。男爵薯と同じ早生種でありながら、ジャガイモシストセンチュウへの抵抗性が強いのが大きな特徴です。
ジャガイモシストセンチュウは生育不良を引き起こす害虫ですが、男爵薯はこの抵抗性を持ちません。そこで2010年にジャガイモシストセンチュウに強い北系39号を男爵薯に掛け合わせ、抵抗性とおいしさを兼ね備えた品種の育成を開始。そこから十数年もの歳月をかけて誕生したのがゆめいころというわけです。
ちなみに「いころ」というのはアイヌ語で「宝物」という意味で、長く大切にされる品種になってほしいという願いから命名されたのだそう。一般栽培は2024年から始まっていて、今後徐々に男爵薯と置き換わっていくのではないかと予想されています。
ゆめいころの果皮は男爵薯のような淡いベージュ色をしていて、果肉は白色。目の深さは男爵よりも浅く、形は少し長めの短卵形で、休眠時間も長いという特性があります。また風味はあっさりとしていて、肉質はややしっとり系で煮崩れしにくく、肉じゃがやカレーなどにも適します。
今回入手したゆめいころは特徴通りの短卵形をしていて、重さは120~170gほど。目は浅めで少なく、皮がむきやすい形をしています。また果肉はきれいな白色で、印象としては、男爵薯に少し似ているけれどやっぱり違うといった感じです。
そして実際に食べてみると、しっとりした中にもホクホク感があり、軽やかな風味できめ細かさもあってとても食べやすく感じました。ポトフに使ってみたらまったく煮崩れせず、また電子レンジで加熱しただけのじゃがバターも食感がよかったです。ほかにもポテトサラダや揚げ物、マッシュポテトなどにも向いているそうなので次回は違う食べ方をしてみたいと思います。
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