なす 山科なす

登録日:2017年7月29日

山科なす

山科なす

これは京野菜の1つ「山科なす(やましななす)」です。山科なすの詳しい来歴は不明ですが、古くから京都の山科地域で栽培されていて、皮が薄くやわらかいのが特徴とのこと。サイズは中くらいでツヤツヤとした濃紫色の皮が美しく、浅漬けや煮物などに適しています。ただ、皮が薄くて日持ちがしないため、流通量はごくわずかとなっています。

この山科なすは煮浸しとぬか漬けにして食べました。煮浸しは見た目がかなりクタクタになっていましたが、食べてみると果肉は締まりがあって煮崩れしておらず、口当たり良好。味もよく染みていてとてもおいしかったです。ぬか漬けは市販の素を活用したので手軽においしく仕上がり、やわらかくて風味のよい漬け物が楽しめました。

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