なす とろとろ炒めなす

登録日:2023年5月21日

とろとろ炒めなす

とろとろ炒めなす

「とろとろ炒めなす」という名前の丸茄子を食べました。サントリーの家庭菜園用の苗として出ている「本気野菜」シリーズの1つで、その名の通り、炒めるととろけるような食感になるのが特徴。苗はホームセンターなどでよく見かけますが、果実も青果コーナーで売られていることがあります。

とろとろ炒めなす

とろとろ炒めなすの一番のウリは何といってもその食感です。同社の分析によると、とろみ成分となるガラクツロン酸が一般的な中長なすに比べて2倍含まれているのだとか。また、うまみ成分となるクロロゲン酸の含有量も4倍だそうで、味のよさも特徴の1つとなっています。

とろとろ炒めなす

そして栽培面においては、実の成りがよくて収量が多いのが魅力です。育てやすいことに加え、果実の特徴をそのまま商品名にしているので、食味をイメージしやすいのもポイントですね。

とろとろ炒めなす

今回購入したとろとろ炒めなすは熊本県産のもので、ふっくらとした下膨れ型。果皮は濃い紫色でツヤがあり、果肉はやわらかくそれでいて締まっています。食べ方としてステーキやグリル、はさみ揚げ、麻婆茄子、イタリアン炒めなどいろいろありますが、今回はなすステーキにしてみました。

とろとろ炒めなす

食べてみると、本当に名前のままの口当たりで、皮もやわらかくて果肉はトロットロ。弱火でじっくりソテーして市販のソースをかけるだけのお手軽調理ですが、それだけでも十分おいしかったです。果肉が崩れることもなく、なすの味もしっかりと感じられました。

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