なす メランツァーネ・ビステッカ
登録日:2021年8月1日
メランツァーネ・ビステッカ
なすは炒め物や揚げ物、お浸し、漬物などいろいろな食べ方ができる万能野菜です。ただ、品種によって果肉のかたさや水分の多さなどが異なり、それぞれの特性ごとに調理法も違ってきます。
今回購入した「メランツァーネ・ビステッカ」というイタリア丸ナスは、ステーキ向けのなすです。それは名前が示していて、メランツァーネというのはイタリア語で「なす」を意味し、そしてビステッカとは「ビーフステーキ」を意味します。まさに名前からしてステーキで食べてほしいというわけです。
メランツァーネ・ビステッカは皮が光沢のある濃い紫色で、重さが400g以上になる丸い形。果肉が緻密で、加熱することでやわらかくなめらかな食感になるのが特徴です。今回購入したものは重さが755gのビッグサイズで、丸々ととふくらんだ円形。果皮も張りがありどっしりとしています。
さっそく厚さ2cmほどにカットして、なすステーキにしてみました。片面に格子状の切り目を入れ、オリーブオイルで蒸し焼き風にソテー。焼き終えたフライパンでにんにく、しょうゆ、酒、砂糖などを混ぜてソースを作り、それをかければ完成です。
食べてみると、果肉が詰まっていてジューシーでやわらかい口当たり。なすらしいうまみの中にほんのり甘みも感じられ、本当にステーキにぴったりでした。油との相性も抜群で食べ応えも十分。また、薄めにカットして素揚げにしたり、天ぷらにもしましたが、これらもなめらかな舌ざわりで美味でした。
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