かぼちゃ 江戸崎かぼちゃ

登録日:2021年7月25日

江戸崎かぼちゃ

江戸崎かぼちゃ

茨城県産の「江戸崎かぼちゃ」を購入しました。茨城県の稲敷市と牛久市桂町で昭和40年代から栽培されている黒皮かぼちゃで、2015年(平成27年)には地理的表示保護制度(GI)に登録された特産品です。

江戸崎かぼちゃ

江戸崎かぼちゃの大きな特徴は、収穫時の熟度にあります。かぼちゃは畑で実が着果してから45日くらいで収穫されるものが多いですが、江戸崎かぼちゃは55日程度熟成させて完熟状態で収穫します。そのため日持ちは短いですが、甘味が強くてホクホクとした食感になるというわけです。

江戸崎かぼちゃ

ちなみに江戸崎かぼちゃはブランド名で、品種名ではありません。稲敷市のかつての町名が江戸崎町なので、江戸崎かぼちゃとなりました。とはいえ、この地域で栽培されているというだけでは江戸崎かぼちゃを名乗ることはできません。定められたルールに従って栽培され、かつ集荷場の検査で出荷基準を満たす必要があります。なお、品種は「えびす」や「くり将軍」といった黒皮栗かぼちゃが使われているそうです。

江戸崎かぼちゃ

直売所で購入したこの江戸崎かぼちゃは、果皮がつややかな黒色でどっしりと重量感のある扁平形。重さは1.3kgありました。カットすると、果肉がこれでもかというほどの濃いオレンジ色です。さっそく煮物にすると粉質感が半端なく本当にホックホク。ちょっと煮汁が多かったようで少し煮崩れてしまいましたが、栗のような食感でとても美味でした。

江戸崎かぼちゃ

また、薄くスライスして天ぷらにもしてみたら、こちらも甘味があってホクホク。さらに、食べ切れず冷蔵していた煮物をリメイクして、かぼちゃサラダとかぼちゃコロッケにしてみたのですが、これらもかなりおいしかったです。

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