かぼちゃ りょうおもい(あまほく)
登録日:2022年11月27日
りょうおもい(あまほく)
北海道産の「りょうおもい」というかぼちゃを購入しました。ホクレン農業協同組合連合会のオリジナルブランドで、品種は「あまほく」とのこと。ちなみにカネコ種苗に「甘ほく」というかぼちゃがありますが、それとは異なる品種のようです。
かぼちゃといえば、12月の冬至にかぼちゃを食べる風習がありますが、じつはかぼちゃの収穫期は夏から秋。そのため12月に出回る国産かぼちゃの多くが貯蔵品になります。ですが、かぼちゃは長期貯蔵すると果肉が粉質から粘質に変化し、ホクホク感が徐々に減少してしまいます。
そこで開発されたのが、このりょうおもいです。北海道では12月に出荷できるかぼちゃが少なかったのですが、これは12月下旬頃まで粉質を維持したまま長期貯蔵できるとのこと。ホクホクとした食感と甘さのバランスが魅力となっています。
今回購入したものは重さが約1.3kgで、果皮は濃い黒緑色でした。淡い灰緑色のスジがきれいに入り、ヘタの周辺が少し凹んでいてしっかり完熟している様子。切ってみると果肉も濃いオレンジ色でワタがぎゅっと詰まっていておいしそうです。
ということで、さっそく煮物に。お箸でつまんで器に盛る段階で、完全にホクホクなのが分かりました。そしてひと口食べると、ほっくりとした果肉とかぼちゃの甘味が舌に広がってじつに美味です。
ちなみにりょうおもいという名前は、生産者の「冬においしいかぼちゃを届けたい」という思いと、消費者の「冬においしいかぼちゃを食べたい」という双方の思いが通じ合うかぼちゃということから名付けられたのだそう。今回食べたりょうおもいは、まさにこれこれ! という両想いのおいしさでした。
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