かぼちゃ 万次郎かぼちゃ
登録日:2022年1月23日
万次郎かぼちゃ
これは高知県で栽培された「万次郎かぼちゃ」です。初めて食べるかぼちゃなので調べてみると、高知県の株式会社片山育種場が育成し、1987年(昭和62年)に命名、発表された品種でした。意外にも発表から30年以上も経つロングセラーかぼちゃなんですね。ちなみに万次郎という名前は、あのジョン万次郎にちなんでいるのだそう。
万次郎かぼちゃはラグビーボールのような楕円形をしていて、果皮に淡緑色の斑点があるのが特徴。果肉は粘質で、スープや天ぷらにするとおいしいとのことです。また重さは2kg程度で果肉が厚く、貯蔵性が極めて高くて日持ちが良好。栽培もしやすく、病気に強くて収量が多いなど多くのメリットがあります。
この万次郎かぼちゃは長さが約27cmで、重さは2kgほどと、ほぼ標準サイズのようです。カットすると果肉はオレンジ色で、綿の部分は少し空洞になっていました。これで天ぷらとかぼちゃスープを作ってみることに。
天ぷらはねっとりとした中に少しホクっとした感じもあり、かぼちゃらしい甘味もあって美味。「昔ながらのさっぱりとした味」という情報もあったので、日本カボチャのような淡泊な味かと思ったのですが、少し西洋かぼちゃのような風味が感じられておいしいです。
スープは炒めた玉ねぎと万次郎かぼちゃをゆでてコンソメを入れ、やわらかくなったらブレンダーでペースト状に。そこに牛乳を加えて塩コショウで味を調えたら完成です。口当たりがなめらかで、こってりと濃厚な味になりました。万次郎かぼちゃでスープというのは本当におすすめです。
ただ、1個まるごとはすぐに食べ切れなかったので、半分ほどは蒸して冷凍保存することに。これでまたスープを楽しみたいと思います。ちなみに蒸しただけでもけっこうおいしく、塩をふるだけでとちょっとしたおやつになりました。
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