かぼちゃ 恋するマロン

登録日:2022年10月30日

恋するマロン

恋するマロン

野菜の品種名には、さやいんげんの「サクサク王子」や枝豆の「湯上がり娘」、小松菜の「ひと夏の恋」といった個性的なネーミングなものを見かけます。そして今回食べたのは「恋するマロン」という名前のかぼちゃです。

恋するマロン

これはカネコ種苗から出ている品種で、果皮が黒緑色をしたいわゆる黒皮栗かぼちゃの1つ。「みやこ」や「栗姫」などの血を受け継いでいて、2007年(平成19年)に命名・発表されました。サイズが2kgほどで、ホクホクとした極粉質の食感が魅力となっています。

恋するマロン

果肉は濃い黄色で上品な甘さがあり、煮物や天ぷらをはじめ、かぼちゃコロッケかぼちゃプリン、パイやタルトなどにもおすすめなのだそう。ちなみにかぼちゃは収穫後も保存が効き、粉質のかぼちゃは時間が経つにつれてホクホク感が減り、しっとりとした口当たりになります。

恋するマロン

この恋するマロンは重さが1.1kgほどで、扁平のきれいな形をしていました。果皮の色も濃く、筆で描いたような薄いグリーンのラインもかわいらしいです。食べ方はいつものごとく煮物、天ぷら、かぼちゃのサラダなどに。

恋するマロン

まずは試しに電子レンジで加熱しただけのものを食べてみると、ホクホクではなくねっとりとした食感でした。もう10月下旬なのでしばらく貯蔵されていたのかもしれません(しかも購入後10日間放置していました……)。でも何もつけなくてもほどよい甘味があります。煮物はしっとりとした上品な口当たりで、これをサラダにリメイクしたものもなめらか食感でおいしかったです。

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