枝豆 鴨川七里
登録日:2022年11月5日
鴨川七里
千葉県で作られている「鴨川七里(かもがわしちり)」という枝豆を購入しました。「箱根八里の~♪」なら知っていますが、鴨川七里は初耳です。
調べてみたところ、鴨川市で古くから栽培されている在来種で、10月下旬から11月上旬に収穫できる極晩生種とのこと。香りが強くて風味がよく、その香りが七里先まで届きそうなほど豊かなことから、このような名前になったそうです。
鴨川七里はほかの在来種と同じように栽培に手間がかかるうえ、作りやすいF1品種の登場などにより生産量は減少の一途を辿ってきました。しかしこの食味のよい枝豆を残すために、地元の農家の方が「鴨川七里を育てる会」を発足。また「オーナー制度」も設けるなど、地道に継承されているそうです。
さて、購入した鴨川七里を塩ゆでしてみたところ、すぐさまお鍋から芳しい香りが立ちのぼってきました。この香りの強さはかなり期待できます。
そしてゆでたてを食べると予想通りのおいしさでした。豆の味が濃く、かたさもちょうどよくて、プリっとした食感。鼻に抜けていく香りがたまりません。そして少しばかり冷蔵保存したものを翌日に冷たいまま食べてみたのですが、これもしっかりと香りをキープしていてとても美味でした。
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