春菊 中葉春菊(株張りと株立ちの比較)
登録日:2022年1月30日
中葉春菊(株張りと株立ちの比較)
春菊が旬真っ盛りです。春菊は名前が表す通りキク科の野菜で、葉がギザギザとしていて特有の香りが持ち味。鍋料理に入れたり、お浸しにしたり、天ぷらにしたりと便利な野菜で、風味が豊かな旬の時期に味わいたいものです。
ちなみに春菊にはスーパーでよく売られている一般的な株立ちタイプのほか、根元から株が張っている株張り春菊、そして葉の切れ込みが少ない大葉春菊があります。今回食べたのは、大阪府産の「株張り中葉種」(左)と、茨城県産の一般的な「株立ち中葉種」(右)です。
一般的な株立ち春菊は、主茎を収穫してもその後に側枝が何度も伸びてくるのが特徴。そのため複数回の収穫が可能で、茎が太めになっています。
一方、株張り中葉種のほうは根元から収穫するタイプなので、ほうれん草や小松菜のように1度の収穫で終了します。おもに関西方面で栽培されていて、葉に少し丸みがあり、切れ込みが浅いのが特徴です。
さて、この2つの春菊をお浸しにして食べ比べをしてみました。結論からいうと、どちらもやわらかくて美味。一般的な春菊のほうは、茎の部分がかたそうなイメージがありますが、ほどよくゆでるとやわらかくなり、春菊らしい香りもあってポン酢との相性も抜群です。そして、株張りのほうは香りが少しおだやかで、春菊が苦手な人でも食べやすいと思いました。※写真は株張り
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