なす 京まんじゅう
登録日:2022年6月20日
京まんじゅう
これは「京まんじゅう」というなすです。名前だけ聞くと和菓子をイメージしますが、まんじゅうのようにでっぷりとした丸なすで、京都の種苗メーカーである丸種が育成しました。
果実はふっくらとした丸い形で、果皮はツヤのある黒紫色。てっぺんには星型のヘタがペタッとくっついていて、かわいい外観をしています。また果皮はやわらかくて、果肉は緻密。ソテーや揚げ物、煮物、焼き物など幅広い調理に使え、若採りしたものを漬物にしてもおいしいとのことです。
収穫サイズは350~400gだそうですが、この京まんじゅうは重さが約300gでした。標準よりもやや小さいですが、手に持つと重量感があります。この丸々とした姿はまんじゅうのようでもあり、なんとなくトマト(同じナス科ですね)のようにも見えます。
さて、この京まんじゅうはバターソテーにして食べてみました。1.5cmほどの厚さにカットして、片面に格子状に切り目を入れて蒸し焼きに。あとはバター醤油とすりにんにくを少々かけるだけです。食べてみるとなめらかな舌触りでとてもジューシー。なす自体はクセのないすっきりとした味で、それがバター醤油とよく合いとてもおいしかったです。
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