野菜の切り方「乱切り」

にんじんやきゅうり、なすなどの乱切りの切り方

「乱切り」とは素材に対して斜めにカットしていく切り方で、仕上がりの形が不規則になります。にんじんや大根、なす、れんこんなどに利用されることが多く、切ったものはそれぞれ同じくらいの大きさになりますが、形や切り口は一定になりません。

にんじんや大根などは煮物に、なすは炒め物や煮込み料理などによく利用されます。また、きゅうりはサラダや和え物、漬け物など、ピーマンは炒め物にも向いています。

乱切りの手順は、野菜に対して斜めに包丁を入れ、その切り口に対してまた斜めにカットしていきます。切り口が常にこちらを向くように、野菜を少し回しながら次々とカットしていくのがコツです。

なお、にんじんの太い部分や大根、れんこんなどは、そのままの太さだと大きさにバラツキが出てくることがあります。そのため太い野菜は、縦に1/2または1/4にカットするとサイズが整いやすくなります。

<乱切りにすることの多い野菜>
にんじん、大根、きゅうり、なす、ピーマン、れんこんなど

※ここでは野菜の切り方の一例を紹介しています。野菜の形や調理法などに応じて工夫してください。