野菜の切り方「拍子木切り」

大根やにんじんなどの拍子木切りの切り方

「拍子木切り(ひょうしぎきり)」とは、四角い棒のようにカットする切り方です。「短冊切り」に似ていますが、短冊切りは厚さが2mm程度なのに対し、拍子木切りは7mm~1cmと厚みがあり四角柱のような形になります。ちなみに拍子木とは「火の用心」の声のあとに「カンカン」と鳴らす四角い木のことです。

拍子木切りは大根やにんじんなどによく使われ、煮物やバーニャカウダなどのほか、ベーコン巻きにも最適です。長芋は和え物などに使えます。

手順は、まず長さ4~5cmの円筒形に切り分け、それを幅1cmくらいにカット。こうすると厚みのある板状のものがいくつかできます。それらを端から7mm~1cm幅に切っていけば、拍子木の形になります。

なお、にんじんや長芋はあらかじめピーラーなどで皮をむいておくとよいでしょう。大根は円筒形にしてから包丁でむいたほうがむきやすいかもしれません。

<拍子木切りにすることの多い野菜>
大根、にんじん、長芋(やまのいも)など

※ここでは野菜の切り方の一例を紹介しています。野菜の形や調理法などに応じて工夫してください。