その他の野菜 ヌメリスギタケ(博多すぎたけ)

登録日:2022年1月9日

ヌメリスギタケ(博多すぎたけ)

ヌメリスギタケ(博多すぎたけ)

「ヌメリスギタケ」という初めて見るきのこが売られていたので購入してみました。パックには「博多すぎたけ」と書かれていて、調べてみたところドリームマッシュという会社が栽培しているものだそう。天然物は春と秋が収穫期ですが、人工栽培のものは通年出荷されるようです。

ヌメリスギタケ(博多すぎたけ)

見た目は「ぶなしめじ」のような「なめこ」のような外観。傘が茶色くて軸が白く、細長い形をしています。また傘や軸には、ささくれのような鱗片があり、全体が毛羽だったようになっているのが大きな特徴です。この鱗片はゆでたり炒めたりすると消えて、しゃきっとした歯ごたえと、軽いぬめりのある食感が楽しめるとのこと。

ヌメリスギタケ(博多すぎたけ)

今回入手したヌメリスギタケは長さ7~10cmほどで、すらりとした姿。茶色い傘には小さな突起がたくさんあり、軸も盛大にささくれていて、ちょっと不安になる見た目をしています。

ヌメリスギタケ(博多すぎたけ)

しかしこれを天ぷらにしてみると、シャキシャキとした食感とうまみが感じられ、すぐにこのおいしさが理解できました。小さいながらも歯ごたえがしっかりしていて見た目によらずクセもありません。

ヌメリスギタケ(博多すぎたけ)

また、バター醤油炒めにしてみたら、こちらは少しとろっとした舌触りと弾力のある食感が加わり、より強いうまみを感じられました。個人的な印象としては、味はしめじというよりもなめこ寄りだと思います。ちなみに、炒めているときはぶなしめじのようにしっとりはせず、弱火でもうっかりすると焦げそうになったので、少しずつ水を加えながら炒めました。

過去のブログを見る