岩津ねぎ

これは兵庫県産の「岩津ねぎ」です。朝来市（あさご市）の岩津地区を中心に栽培されていることから岩津ねぎといわれ、葉先までやわらかく、全体を利用できるのが特徴となっています。

ねぎには、青い部分多い「青ネギ」と、白い部分が多い「白ネギ」がありますが、岩津ねぎはこれら2つの中間にあたるのだそう。加熱すると甘味が出て、とろりとした食感になります。

そしてこのねぎは、11月下旬から3月下旬までの4か月間しか出荷されません。厳密には11月23日が販売解禁日で、3月21日が出荷終了日となっていて、朝来市の厳しい寒さと昼夜の温度差などにより、甘くてソフトなねぎに仕上がるとのことです。

今回購入した岩津ねぎは長さが70cmほどで、白い部分と緑の部分は1：2くらいの比率。食べ方としては焼き物、鍋物、すき焼き、炒め物、あえ物のほか天ぷらにしてもおいしいと紹介されていたので、天ぷらと炒め物などにして食べてみました。

天ぷらは4㎝ほどにカットして弱火でじっくり揚げました。外がカリッとして中がつるっとやわらかく甘味もあっておいしいです。ねぎの天ぷらは初めて作りましたが簡単かつおいしくていいですね。また炒め物は豚肉と一緒に甘味噌風味に。緑の葉が鮮やかな色で見た目もよく、白い部分も加熱するとやわらかい食感になって美味でした。もちろん、みそ汁やラーメンなどにも使ってもよさそうです。

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