リーキ

たまに食べたくなる野菜の1つに「リーキ」があります。「ポロねぎ」や「ポアロー」とも呼ばれる西洋野菜で、地中海沿岸が原産。見た目はネギを太くしたような外観をしていて、根深ねぎのように白い部分を利用します。

リーキは加熱調理が基本でねぎのような香味はなく、スープやポトフなどの煮込み料理に向いた食材です。フランス料理に使われることが多いですが、グリルやグラタン、キッシュなどカジュアルな料理にも合います。

さて、このリーキは直径が3cmほどと太くて、重さは約480gありました。ただ、ねぎに比べると緑色の葉の部分はかたく、白い部分も緻密で重量感があります。食べ方を少し考えた末、今回はスープにして味わってみることに。

まずは白い部分を3～4cmほどにカットして、軽く焼き目をつけコンソメでコトコト煮込むこと10分。そして電子レンジで加熱したじゃがいもと、やわらかくなったリーキ数個、コンソメスープ、牛乳をミキサーにかけて塩コショウをすれば、ビシソワーズスープの完成です。

煮込んだリーキをスープの中に2切れ入れて味わうと、リーキはホロっとしたソフトな口当たり。そしてスープもクリーミーでうまみがあり、冷製でも温製でもどちらも美味でした。また手に入れたら作ってみようと思います。

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