ねぎ 九条ねぎ
登録日:2021年5月9日
九条ねぎ
これは京都府で作られている「九条ねぎ」です。関西圏で多く食べられている青ねぎ(葉ねぎ)の代表品種で、緑色の葉の部分が長くてやわらかいのが特徴。いわゆる「万能ねぎ」よりも葉が太めで、長さは80cmほどですらりとした姿をしています。
食べ方としては、細切りにして薬味として使用するほか、大きめにカットして鍋物に入れたり、炒めたり蒸したりといろいろな料理に活用できます。
九条ねぎは1年を通して出回っていますが、甘味がとくに多いのは寒い冬の間。葉の内側にぬめりがあり、加熱すると甘味が出るのが特徴です。逆に気温が高くなってくると辛みが増し、生のまま食べるとピリッとした辛味を味わえます。
今回は炒め物やうどんなどに使用して味わいました。火の通りが弱いと少し辛味がありましたが、加熱すると葉にやわらかさが出て風味よし。しっかり炒めると、とろみと甘味が感じられてとてもおいしかったです。
ちなみにうどんは刻んで入れるだけでシャキシャキ感と香りが楽しめて、卵とじにするとまろやかな味になってこれまた美味。ねぎは冷凍もしておけるので、使い切れなかった場合は刻んで冷凍保存すると便利です。
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