その他の野菜 ひゆ菜(アマランサス)

登録日:2022年7月17日

ひゆ菜(アマランサス)

ひゆ菜(アマランサス)

「ひゆ菜」というヒユ科の葉野菜を購入しました。別名「アマランサス」や「ジャワほうれん草」「バイアム」などとも呼ばれ、原産地は中南米といわれています。古くから栽培されていて、熱帯アジア地域でも広く普及している植物です。

ひゆ菜(アマランサス)

ひゆ菜は葉が緑色のものものと、赤色が混じったものがありますが、今回購入したものはその両方が入っていました。葉の大きさは7~9cmほどで、この葉と茎を食べます。ちなみに赤色のものは別名「紅ひゆ菜(レッドアマランサス)」とも呼ばれているそうです。

ひゆ菜(アマランサス)

食べ方はほうれん草のように、お浸しや炒めもの、みそ汁の具などいろいろな料理に使えます。アクがないので食べやすく、カルシウムや鉄分を多く含んでいて栄養価が高いのも魅力。また、ベビーリーフは生のままサラダとしても食べられます。

ひゆ菜(アマランサス)

このひゆ菜は1本の茎に5~6枚の葉がついていて、赤い葉は8割部分が濃い紅色になっていました。葉はやわらかく、茎も少しふにゃっとしていて、香りなどは特に感じません。

ひゆ菜(アマランサス)

お浸しにしてみたところ、ゆで汁がかなり紫色に染まりました。どうやら赤い色素のアントシアニンが結構流れ出てしまったようです。でも葉にはまだ少しばかり赤みが残っていたので、完全に色が抜け落ちたわけでもなさそうです。

食べてみると、同じヒユ科のほうれん草やスイスチャード(ふだん草)を思わせる食感でクセもありません。茎もやわらかくてとてもおいしいです。あまり見かけない野菜ですが、また出会えたらリピートしたいと思います。

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