その他の野菜 三河島菜(みかわしまな)
登録日:2019年5月22日
三河島菜(みかわしまな)
「三河島菜」という江戸東京野菜を購入しました。江戸時代に荒川区の三河島地域で栽培されていた漬け菜で、かつては塩漬けなどにして食べられていたそうです。その後、白菜などの普及により、すっかり姿を消してしまいましたが、9年ほど前に宮城県で栽培されている「仙台芭蕉菜」が同じ種類ということがわかり、近年、里帰りを果たして復活をとげたとのこと。
この三河島菜は長さが35cmくらいで、外観は大きめの小松菜のようです。軸が淡い黄緑色でやや太く、葉が濃い緑色で、わさっとしていて重そうに見えますが、実際は見た目ほどずっしり感はありません。
今回購入した三河島菜は、塩漬けとお浸し、甘辛炒めにして食べてみました。塩漬けは野沢菜漬けのような感じでシャキッとした食感で美味。お浸しはほどよいやわらかさで風味がよく、おいしい副菜になりました。また、炒め物はタアサイのような感じで歯ごたえがよく、こちらもおいしかったです。
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