その他の野菜 うど菜(ハナウド)

登録日:2022年3月20日

うど菜(ハナウド)

うど菜(ハナウド)

これは岡山県の一部地域で食べられている「うど菜」という春の山菜です。名前に「うど」と付くので、うどの若い芽かと思いきや、「ハナウド」というセリ科の植物だそう。うどはウコギ科なので、確かに種類が異なりますね。

うど菜(ハナウド)

セリ科といえば「パクチー」や「セロリ」「みつば」「セリ」など、香りの強い野菜が多いグループ。好きな人にはたまりませんが、苦手な人も多く、好き嫌いが分かれるところです。果たしてどのような味がするのでしょうか。

うど菜(ハナウド)

今回購入したうど菜は長さが7~9cmくらいで茎が白く、葉は少し閉じ気味。よく見ると確かに葉が三つ葉のような形をしています。また検索したところ、あと数センチほど成長すると茎が緑色になるようなので、これは本当に若芽を摘んだものだと思われます。

うど菜(ハナウド)

食べ方としては、ごま和えやお浸し、酢味噌和え、天ぷらなどがあり、和え物はほうれん草などと混ぜるのがおすすめのようです。ということで、まずはごま和えをを作ってみました。ほうれん草がなかったので単体でチャレンジ。食べてみると、おーっ! 少し口に入れただけで、セリ科特有の強い香りがググっときます。このクセの強さはいける人はいけますが、やはりほうれん草と混ぜたほうが食べやすいかもしれません。

うど菜(ハナウド)

続いて天ぷらにもしてみたら、こちらのほうが少し香りがやわらいだものの、それでもまあまあ主張してきます。食感はソフトでややシャキッと感もあり、お酒のおつまみにもよさそう。うど菜は2月下旬から3月がおいしい時期なので、今が旬。中国地方限定なので手に入れるのはなかなか難しいですが、セリ好きの人にはおすすめです。

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