レディーサラダ

これは神奈川県で栽培されている赤大根の「レディーサラダ」です。赤大根には、皮だけが赤色、皮も果肉も赤色、果肉が赤紫色のグラデーションなどいくつかのバリエーションがありますが、これは果皮が濃いピンクで果肉が白い大根になります。

レディーサラダは、大根の産地である三浦市で30年以上前に誕生しました。三浦市といえば大きな「三浦大根」が有名ですが、その三浦大根と海外の品種を交配して育成したのだそう。三浦市農協とよこすか葉山農協から出荷されていて、1988年にデビューして以来、特産野菜として定着しています。

サイズは一般的な青首大根に比べると小さく、長さは20～25cmほど。全体がピンク色がかった赤色をしていて、ジューシーな果肉はサラダや甘酢漬けにピッタリです。また出荷時期は10月中旬から3月頃となっています。

今回購入したものは鮮やかな濃ピンク色で、長さは約25cm、直径は6.5cm程度でした。ふっくらとした大根らしい形で、カットするとピンクとホワイトのコントラストが美しいです。さっそく皮ごとスライスして、サラダや甘酢漬けにしてみました。

下部は単体でそのままかじるとほんのりと辛みがありましたが、レタスと混ぜてサラダにするとまったく気にならず、みずみずしくてパリッとした歯ごたえ。彩りもプラスされていい感じです。また甘酢漬けは1日漬けると果肉まできれいな赤に染まり、こちらもシャキシャキで、見た目と味の両方を楽しむことができました。

過去のブログを見る