大根 紅芯大根

登録日:2021年1月24日

紅芯大根

紅芯大根

見た目がかぶのような丸い形で、中が紅色の「紅芯大根(コウシンダイコン)」。一般的な青首大根のように皮の色が白~黄緑色をしていますが、知らずに切ると濃紅色の果肉が現れてびっくりします。いや、知っていてもハッとするほどの赤さです。

紅芯大根

収穫サイズは一般的に200~600gくらいですが、この紅芯大根の重さは約870gと大きく、どっしりとした下ぶくれ型。皮はお尻部分が白いだけで、ほとんどが黄緑色になっていました。

紅芯大根

包丁でカットすると鮮やかな赤紫色が目に入り、中心から赤紫~白~黄緑と色が変化していてとても美しいです。果肉は締まっていてかたさがあり、普通の大根に比べると水分はそれほど多くありません。

紅芯大根

これを薄くスライスして甘酢漬けやサラダにして食べました。甘酢漬けはアントシアニン色素が酸性の酢に反応して濃い赤に。カリッとした歯ごたえで、甘酢との相性がよくとてもおいしいです。

紅芯大根

また、何もつけずに食べても甘味があって、苦味などはまったくなし。糖度を測ってみると10度以上ありました。フルーツトマトが約8度なので十分に甘いです(この比較が妥当かどうかはわかりませんが……)。サラダは薄切りにしても千切りにしても食感がよく、パリパリと食べられます。

このほかにも玉ねぎと一緒に炒めてから煮込み、牛乳と一緒にミキサーにかけて味付けをすれば、ピンク色のポタージュスープにもなります。手間は少しかかりますが、寒い冬にぴったりのレシピです。

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