大根 紅三太

登録日:2020年12月20日

紅三太

紅三太

「紅三太(ベニサンタ)」という赤大根を購入しました。2017年頃にタキイ種苗から発表された品種で、皮が赤くて果肉が白く、甘酢漬けやサラダに適した大根です。赤大根は、種類によって皮の色が赤紫色やピンク色などさまざまですが、これは鮮紅色になります。

紅三太

肉質はみずみずしく、シャキッと歯切れがよいのが特徴。皮が薄いので皮ごとスライスして利用すれば、赤と白のきれいな色合いを楽しむことができます。

紅三太

収穫サイズは長さ15cm、直径5cm程度だそうですが、これは長さ約18cmで、太さは約8cmと少し大きめでした。形も基本形よりもしもぶくれになっていて、先端がでっぷりとした形になっています。そして果皮はややピンクがかった紅色です。

紅三太

この紅三太は、半月切りにして甘酢漬けにすることに。よく水洗いして皮ごと薄くスライスし、甘酢液に2日漬けておくと全体がピンク色に染まりました。皮に含まれるアントシアニンが酢と反応して溶け出しているからです。皮の赤色がほぼ消えてしまっていましたが、きれいな桜色に仕上がりました。

食べてみると皮の違和感はまったくなく、パリッとした歯ごたえで、苦味や辛味もありません。甘酢と相性がよくてとてもおいしいです。もちろんそのまま生で食べてもOK。イチョウ切りしたものをサラダに添えるだけで彩り豊かになります。

紅三太は栽培が容易で、家庭菜園やプランター栽培にも向いているとのこと。秋冬の収穫はもちろん、春~初夏の収穫も可能だそうです。この扱いやすさもポイントですね。

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