さつまいも 五郎島金時
登録日:2024年2月5日
五郎島金時
さつまいもの「五郎島金時」を購入しました。さつまいもは1年を通じて食べられますが、一般的に収穫期は晩夏~秋で、そのほかの時期は貯蔵されていたものが流通しています。秋の掘りたてのほうがおいしそうに思いがちですが、さつまいもは貯蔵することで糖度が高くなるため、冬場以降のほうがより甘くなるのです。
五郎島金時は石川県で栽培されている「加賀野菜」の1つ。「高系14号」から選抜された品種で、ホクホクとした粉質と強い甘味、そして繊維質が少ないのが特徴です。形は紡錘形で、皮色は紅色、果肉は白っぽい黄色をしています。
なお、名前にある「五郎島」というのは金沢市にある地名のことです。この地域は砂丘になっていて、この砂粒のサイズが水分や肥料を調整するのにちょうどよいことから、形と味のよいさつまいもが育つのだそう。そのため古くからさつまいもの産地になっていて、2022年には石川県が発表したブランド農林水産物「百万石の極み」の1つに認定されています。
さて、この五郎島金時は長さが16~18cm、直径は4cmほどとやや細めでした。1本の重さは100~150g程度と小ぶりですが、小腹が空いたときにもちょうどよいサイズで、火の通りも早いので個人的には好みの大きさです。
さっそく蒸かし芋にして食べてみると、芋ようかんのような甘味と風味でとても美味。ほくっとした食感に少ししっとりとした舌触りもあり、繊維質はほとんど感じません。しばらく寝かせて糖度を高めたさつまいもはやっぱりいいですね。
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