トマト サンマルツァーノリゼルバ

登録日:2023年7月13日

サンマルツァーノリゼルバ

サンマルツァーノリゼルバ

調理に適した「サンマルツァーノリゼルバ」というクッキングトマトを購入しました。パイオニアエコサイエンス社の「マウロの地中海トマト」の1つで、イタリアで古くから親しまれている調理用トマト「サンマルツァーノ種」を改良した品種になります。

サンマルツァーノリゼルバ

外観や味などはサンマルツァーノ種とさほど変わらず、果実は縦長の楕円形をしていて、サイズは40~50g。やや酸味があり、ゼリー部分は少なめで、湯むきしやすいのが特徴です。また熱することでよりうまみを引き出すことができるので、パスタソースやトマトの煮込みなどに適しています。

サンマルツァーノリゼルバ

紹介ページによると、リゼルバはサンマルツァーノ種に比べて収量と食味がアップしているとのこと。うま味成分である「グルタミン酸」が多く、ピンク系大玉トマトに比べて「リコピン」やコラーゲンの主成分「プロリン」も多いそうです。また栽培面においては、あまり手を加えずに育てるソバージュ栽培(放任栽培)に向いています。

サンマルツァーノリゼルバ

今回購入したリゼルバは重さが40~50gほどで、少しデコボコとしたピーマンのような縦長形。果皮は濃い赤色で張りがあり、果肉は肉厚でゼリーも少なめでした。ちなみに調理用として売られていますが、生のまま普通のトマトのように食べることもできます。

サンマルツァーノリゼルバ

ということで、パスタとサラダの2通りの食べ方で味わってみました。パスタは湯むきをするとスルっと気持ちよく皮がむけて煮崩れもせず、加熱することで味に深みを感じます。イタリアントマトだけあって、オリーブオイルと塩・黒こしょうとの相性も抜群。またサラダはほどよい甘酸っぱさでやわらかさもあり、こちらも普通に違和感なく食べられました。

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