紫山芋

久しぶりに「紫山芋」を購入しました。見た目は「つくね芋」のような感じで、ごつごつとしたこげ茶色の塊。ですが、中はきれいな紫色をしたやまのいもです。以前食べた「七夕ふじむらさき山芋」は長いものような形だったので、それとは異なる種類になります。

これは千葉県産のもので直径が約14cm、重さは約1kgありました。カットしてみるときれいな紫色の断面が目に飛び込んできて、外見とのギャップに軽くビックリ。紫と白、薄紫がまだらになっていて、まるでブルーベリーヨーグルトのようです。

まずは皮をむいてすりおろしてみると、つきたてのお餅のようなプルプルとろろになりました。粘り気がかなり強く、本当にモチモチです。これをいつものように揚げてふわふわ揚げに（オノマトペばかりですみません……）。

揚げたてのものを食べてみると弾力がすごくてふわふわ揚げならぬもちもち揚げです。外がサクッとしていて中はもっちりで、塩でもめんつゆでも美味。紫山芋自体はとてもあっさりした味なので、どんな料理にもアレンジできると思います。

さらに天ぷらやパン粉揚げにもしてみたところ、こちらはホクホク感があってこれまたイケます。とろろご飯やとろろ蕎麦にもしたかったのですが、今回は加熱調理だけで食べ終えてしまいました。

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