加賀丸いも

久しぶりに「加賀丸いも」を食べました。丸い形をした黒皮のツクネイモで、名前からわかる通り石川県で栽培されている加賀野菜の1つになります。長芋や自然薯などと同じヤマノイモですが細長い形状ではなく、ごつごつとしたボール状なのが特徴です。

また、加賀丸いもは粘り気が強いのも大きなポイント。水分が少ないので、すりおろしてとろろご飯やとろろそばにすると、弾力のある食感を楽しむことができます。

今回購入した加賀丸いもは直径10cmほどとソフトボールよりやや大きめのサイズで、重さは約370g。ずっしりと重みがあり、手に持つと中身が詰まった感じがします。

半分に切ってみるときれいな白い果肉が現れました。表面がデコボコしているので少し皮がむきにくかったですが、せっせとむいてすりおろし、だしつゆを加えてとろろご飯に。とろろになった加賀丸いもはかなり粘り強く、香りがよくてじつに美味。長芋で作るとろろとは異なり、つき立てのお餅のようにもったりとした食感が面白いです。

また、ひと口サイズのふわふわ揚げも作ってみました。作り方は、とろろにしたものをスプーンですくいあげて油で揚げるだけ。表面がサクサクで中身はモチっとしていてこれまた独特の食感が楽しめます。味付けは塩をふってもよし、めんつゆにつけてもよし。揚げる前に青のりと混ぜてもまた風味が違っておいしかったです。

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