やまのいも だるまいも(トロフィー1066)

登録日:2024年12月16日

だるまいも(トロフィー1066)

だるまいも(トロフィー1066)

青森県で作られている「だるまいも」を購入しました。だるまいもは山芋の一種で、一般的な長いもに比べて粘り気が強く、でんぷん質が多いため加熱するとホクホクとした食感になるのが特徴です。

だるまいも(トロフィー1066)

だるまいもの正式な品種名は「トロフィー1066」といい、1997年(平成9年)に渡辺採種場によって品種登録されています。そのためトロフィー1066の名前で出荷されることもあれば、だるまいもとして流通することもあるみたいです。

だるまいも(トロフィー1066)

来歴は「ガンクミジカ」という長芋の突然変異個体から育成されたもので、白い果肉は変色が少なく、長さは中程度で首の短いとっくり形をしています。ただ近年は選抜を重ねることで、扱いやすいように一般的な長いもに近い形状になっているそうです。ちなみに品種名にある「1066」は数字のゴロ合わせで「トロロ」ですね。

だるまいも(トロフィー1066)

今回入手しただるまいもはカットされた下の部分だけです。果皮はベージュ色で、果肉はきれいな白色をしていて、見た目は普通の長芋とそれほど違いはありません(※写真左がだるまいも、右は長いも)。

だるまいも(トロフィー1066)

これを1cmほどの厚みのステーキにしてみたら、サクっホクっとした食感でした。試しに長いものステーキと食べ比べてみたのですが、だるまいものほうが明らかにホクホク感が強かったです。また、すりおろしてとろろご飯にして食べ比べてみたら、やはりだるまいものほうがねっとり感が強く、ほどよい粘り気とほのかな甘味がご飯ともよく合いました。

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