やまのいも ヤム芋(大薯)

登録日:2023年2月19日

ヤム芋(大薯)

ヤム芋(大薯)

直売所で山芋の一種「ヤム芋」を購入しました。ヤムイモというのは山芋の総称または「大薯(だいじょ)」の別名として使われますが、今回は大薯のほうです。スーパーでほとんど見かけませんが、直売所などではたまに売られています。

ヤム芋(大薯)

ちなみに山芋の仲間にはほかに「長いも」や「大和いも」「つくねいも」「自然薯(じねんじょ)」などいろいろな種類があり、それぞれ粘りの強さや水分の多さが異なります。ヤム芋は粘り気が強くて、すりおろすともっちりとしたとろろになるのが特徴です。

ヤム芋(大薯)

今回購入したヤム芋は楕円形で、皮はゴボウのようなこげ茶色。重さは200g程度で、皮は長芋よりも厚く触るとゴワゴワとしています。また表面には少しかための短い毛が生えています。

ヤム芋(大薯)

さっそく皮をピーラーでむいてすりおろしていくと、水分が少なめなので力がけっこう必要です。長芋のときよりも2~3倍の力を込めてひたすらすりすり……。

ヤム芋(大薯)

さて、出来上がったとろろは、モチモチとしていてつきたてのお餅のよう。伸ばしてもなかなか切れません。このとろろにだし汁を加えて蕎麦にかけると、ふわふわで風味のよいとてもおいしいとろろ蕎麦になりました。また、お好み焼きにも使ってみると、こちらも生地がふんわりと焼き上がって食感がよかったです。

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