四川きゅうり

夏野菜をボリボリ食べようと「四川（しせん）きゅうり」を購入しました。これはカネコ種苗が育成した深緑色の白イボきゅうりで、昔ながらのイボが多い「四葉（すうよう）きゅうり」を改良したものになります。

特徴としては、小さな白いイボ（トゲ）がたくさんあり、果皮が薄くパリッと歯切れがよいこと。表面に少しシワが寄ったようなものも見られます。最近はイボが少ないきゅうりも増えていますが、四川きゅうりや四葉きゅうりを好む人は意外と多いのです。

ただ、果皮が薄いうえにイボがとがっていると、輸送の際にお互いのイボで傷つけあうという恐れがあります。傷がつくと日持ちが悪くなったり商品価値が下がってしまうため、食味はよいものの普通のきゅうりほどは大量に出回っていません。

今回の四川きゅうりは持ち帰りに時間がかかったこともあってか、トゲがだいぶ落ちていました。でも濃い緑色でごつごつとした外観が四川らしくていい感じです。

食べ方は浅漬けや酢の物、和え物などにして味わいました。みずみずしくてパリパリとした食感が夏にぴったり。和え物はピリ辛にしてみたのですが、これも暑い日の食欲増進に役立つ1皿となりました。

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