きゅうり 八町きゅうり
登録日:2019年7月25日
八町きゅうり
「信州の伝統野菜」に選定されている「八町きゅうり(はっちょうきゅうり)」を食べました。長さが20cmくらいと短く、少し太さがあって、ずんぐりとした特徴的な形。皮が薄くてタネが少ないので食感がよく、漬け物やサラダにするとおいしいとのことです。
八町きゅうりは、昭和20年代から長野県須坂市で作られている固定種になります。しかし皮が薄くて日持ちが悪く、生産効率もよくないことから、生産量は減少の一途をたどりました。そんな中、昔ながらの味を復活させようと2005年(平成17年)に「八町きゅうり研究会」が発足。生産量は徐々に増えているそうです。
この八町きゅうりは長さが17cmくらいで、普通のきゅうりと並べると、そのずんぐりとした形がよくわかります。また皮にはうっすらと白い粉「ブルーム」がついていて、昔ながらのきゅうり感が漂っています。
太いのでかたそうに見えますが、スライスしてそのままサラダに入れて食べてみると、パリッと歯切れがよく、果肉はやわらかくて水分も豊富。ほんのり甘味もあって、きゅうりらしい味わいもしっかり感じられます。
また、さっと塩もみしただけの浅漬けや、甘酢漬けなどにしても美味でした。生産地では味噌をつけて食べるのが人気のようですが、味噌味は食べ損ねてしまったので、次回はぜひ味噌で食べてみます。
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