にんじん 金美シトロン
登録日:2025年7月22日
金美シトロン
「金美シトロン」というにんじんを食べました。2024年よりヴィルモランみかどから発売されている「金美(きんび)」系の品種で、長めの円筒形の姿に鮮やかなレモンイエローの色彩が特徴です。
金美はもともと協和種苗(現:ヴィルモランみかど)が育成して1994年(平成6年)に命名した黄色種で、中国から導入した短根にんじんと西洋にんじんを組み合わせて開発されました。果肉がやわらかくて甘味があり、カロテン臭がなく食べやすい品種となっています。
金美シトロンはその食味のよさを受け継ぎつつ、名前の通りシトロンを彷彿とさせるカラーです。ちなみに金美シリーズにはかつて「金美EX」や「金美プラス」なども発売されていましたが、これらはややオレンジがかった黄色なのに対し、金美シトロンはイエローが際立っています。
今回入手した金美シトロンは長さが約23cm、直径は3.5~4.5cm程度のすらっとした形。果皮は明るい黄色で、果肉もきれいなレモン色です。ただ上部に日光が当たっていたようで、へた周辺が緑化していました。
とはいえ味にはなんら影響がなく、甘味があってとても美味。生のままカリッと食べても甘く、ゆでたものはよりはっきりと甘味を感じます。にんじん臭や特有のクセがないので、子どもでもおいしく食べられるのではないでしょうか。見た目にも美しく、サラダや和え物、付け合わせなどいろいろな食べ方で味わえました。
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