枝豆 新潟系14号

登録日:2025年9月6日

新潟系14号

新潟系14号

少し前に「新潟系14号」という枝豆を食べました。早い時期から収穫できる早生種で、出回り時期は7月中旬から8月上旬頃。これは8月下旬に購入したので、最後のかけこみ出荷だったのかもしれません。

新潟系14号

新潟系14号は新潟県の農業総合研究所園芸研究センタにおいて、「あおあじ」と園研選抜系茶豆を交配して選抜・育成され、2013年(平成25年)に品種登録されています。なお、枝豆には普通の枝豆と茶豆がありますが、これは茶豆に分類されるそうです。

新潟系14号

茶豆は一般的な枝豆に比べて甘味や香りが強く、新潟系14号も風味のよさが特徴。さやは大きめで香りがよく、アミノ酸や糖の含有量が多いため、茶豆らしいしっかりとした味になるとのことです。

新潟系14号

今回入手したものはさやが濃緑色で、2粒莢と3粒莢が半々くらい。うぶ毛が適度に生えていてふっくらとした形をしています。さっそくゆでるとすぐさまキッチンが枝豆特有の芳香に包まれました。

新潟系14号

そして、ゆであがった豆を食べてみると、素晴らしい香りが口の中に広がります。豆はプリッとしていて甘味が強く、期待以上のおいしさです。一度に食べ切るのがもったいなくて冷蔵庫に入れて3日間にわたって味わったのですが、最後の1粒まで濃厚な風味を維持していました。

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