なばな 紫ケールの菜花
登録日:2020年5月10日
紫ケールの菜花
先日、「ルッコラの菜花」を食べましたが、今回は「紫ケールの菜花」です。ケールといえば青汁にも使われている苦みのある葉野菜。キャベツの仲間ですが丸く結球はせず、葉が大きく開いています。最近は葉がチリチリとカールした「カーリーケール」や、紫色のケール、食べやすいサラダ用ケールも出ていますね。
そしてケールが成長してトウ立ちし、茎の先端につぼみがついたものが菜花です。これは見た感じ、紫カーリーケールの菜花でしょうか? 長さは10~12cmくらいで、軸が紫色をしていて葉のフチは縮れたように波打っています。
生のままかじってみたところ、少しほろ苦さがありますが、そのままちぎってサラダに混ぜても食べられそうな感じです。でも菜花っぽく食べたかったので、今回はお浸しと炒め物にしてみることに。ちなみにゆでるとゆで汁は紫色になります。
お浸しは茎ごとゆでてみましたが、茎はかたくてスジが残ってしまったので、葉とつぼみの部分だけをちぎって完成。食べてみると、普通の菜花のお浸しよりは食感がしっかりめで、アブラナ科らしい風味があってなかなか美味です。色が落ちて紫色はほどんど残っていませんが、つぼみがかわいくていい感じの副菜になりました。
炒め物のほうはオリーブオイルでイタリアン風にしたのですが、こちらは紫色がけっこう残り、クセもなく食べやすい味でした。ただ、葉の軸(葉柄)が少しかためだったので、食感を考えるとゆでてから炒めてもよかったかもしれません。
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