たけのこ白菜の菜花

今年は春の訪れが早いようですね。「菜花」もすっかり食べ頃で、店頭でよく見かけます。ということで菜花を購入したのですが、これは一般的な菜花ではなく「たけのこ白菜」の菜花です。

たけのこ白菜はその名の通り長円筒型の白菜のことで、すらりと細長い形をしているのが特徴（※写真はこちら）。スーパーではあまり見かけませんが、普通の白菜のようにお鍋に使ったり、炒め物にしたり使えます。そんなたけのこ白菜の菜花でお浸しを作ってみました。

ちなみに菜花は、とう立ちしたアブラナ科アブラナ属の野菜のことで、やわらかい花茎やつぼみを食用とします。そのため、白菜やチンゲンサイなども収穫せずにいると、葉が伸びてとう立ちし、花茎の部分を菜花として味わえるのです。

今回手に入れたたけのこ白菜の菜花は、葉が幅広で葉先は少しギザギザ。全体的に濃い緑色をしていて、白菜らしい葉脈が走っています。そして葉をめくると中心部に小さなつぼみが見えました。

さてお浸しの味はというと、苦味やクセもなくとてもおいしいです。葉は肉厚で茎の太い部分も少し歯ごたえがありますが、ほどよくやわらかでスジっぽさはありません。白菜のような甘味もほんのり感じられて、春らしい1皿が楽しめました。

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