なばな ちりめん五月菜
登録日:2024年5月12日
ちりめん五月菜
少し前になりますが、山形県で栽培されている「ちりめん五月菜(ごがつな)」を食べました。初めて名前を聞いたのですが、茎立ち菜(くきたちな)の一種で、菜花のようにお浸しや炒め物などにして味わう春の食材なのだそう。
茎立ち菜とは、アブラナ科の野菜がとう立ちして伸びた茎や花芽を摘んだものです。「折り菜」や「かき菜」とも呼ばれることもあり、仲間には「アスパラ菜」や「のらぼう菜」などいろいろな種類があります。
そしてこのちりめん五月菜は、その名の通り葉がちりめん状になっているのが特徴です。チリチリとした葉先はわさび菜やリーフレタスのようで、濃い緑色をしています。
また、ほんのりとキャベツのような風味と甘味があり、ほろ苦さはあまり感じないとのこと。食べ方はお浸しはもちろん、炒めてイタリアン風に味付けしたり、中華風にしても合うそうです。
今回はお浸しにして味わいました。茎はやや太めでしたがゆでるとやわらかくなり、食感は少し歯ごたえのある菜花といった感じがします。苦みやクセはなく、小さなつぼみもいくつかあって、アブラナ科らしいうまみが感じられておいしかったです。
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