なばな 寒咲花菜
登録日:2021年3月28日
寒咲花菜
菜花(菜の花)がおいしい季節です。菜花は専用の品種を用いるほか、小松菜やチンゲンサイなどアブラナ科のとう立ちした花茎やつぼみの部分を食用とします。口当たりがやわらかく、お浸しや炒め物、汁物などいろいろな料理に使える便利な食材です。
これは「寒咲花菜(かんざきはなな)」という菜花専用の品種。トーホクから発売されていて、名前の通り寒い冬の間でも収穫ができるのが特徴です。9月から10月頃に種をまくと12月から3月頃に収穫することができます。
紹介文には、早い時期に花が咲く「伏見系」の品種で、とう立ちが早く、わき芽からの枝分かれが多いとありました。また「伏見寒咲花菜」という品種は葉が縮緬状で花茎が短いとのこと。確かにこの寒咲花菜も葉がちぢれていて、花茎が短いです。
この寒咲花菜は直売所で購入したもので、花は開いておらず、つぼみがふっくらとした状態。全体的にきれいな緑色をしていて、とう立ちした部分が短めにカットされています。
さっとゆでてお浸しにして食べたところ、太めの茎もほどよくやわらかな食感で、スジっぽさやはありません。菜花はほろ苦さも持ち味の1つですが、これは苦味をほとんど感じずマイルドな風味でとても食べやすかったです。
- 前へ 紫ケールの菜花
- のらぼう菜 次へ
ナバナの並び順で見る