うど 軟白うど
登録日:2021年3月21日
軟白うど
今が旬真っ盛りのうど。うどには全体が白い「軟白うど」と、緑色の「山うど」があり、どちらも山菜特有の風味と香りが特徴です。今回購入したのは栃木県産の軟白うど。山うどに比べてやわらかく、香りもマイルドになっています。
軟白うどと山うどの違いは栽培方法によるものです。軟白うどは「室(むろ)」と呼ばれる地下や、真っ暗なハウスの中などで栽培し日光を遮断。光合成を抑制して白いまま育てます。一方、山うどは日光を少し当てて緑化させたもので、その分風味も強くなります。
うどの食べ方は酢味噌和えや炒め物、天ぷら、煮物などがあり、生のままでも加熱してもOK。シャキシャキとした歯ごたえと、山菜らしい独特の風味が楽しめます。また、皮も天ぷらやきんぴらにして食べることが可能です。
今回は酢味噌和えと天ぷら、きんぴらにして味わいました。酢味噌合えは皮を厚めにむいて短冊切りに。酢水に浸けてあくを抜いたら、あとは酢味噌に和えれば完成です。生のままでもおいしいですが、30秒ほどさっとゆでてみました。少し透明感が出て、香りはとてもおだやかで苦味などはまったく感じません。うどらしいシャキシャキ感が心地よいです。
天ぷらは穂先も入れてかき揚げ風に。カラッと揚がった衣の香ばしさとうどの風味が合わさって美味です。そして皮は、うぶ毛をこそいで細切りにしてきんぴらに調理。コリコリとした歯ごたえでこれまたおいしい1品となりました。
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