松の舞

「松の舞」というジャンボトウガラシを購入しました。ししとうがらしの一種に「万願寺とうがらし」という甘長とうがらしがありますが、これは万願寺タイプの大果甘トウガラシになります。種苗会社の丸種から発売されている品種で、ほんのり甘味があり、辛みの発生はほとんどありません。

果実は光沢のある鮮やかな緑色で、長さが10～12cm、重さは20～25gほどの長三角形。実がやわらかくて肉厚で、種が少ないので調理しやすいのが特徴です。調理法としては焼き物、煮物、炒め物など幅広い料理に利用できるとのこと。

また栽培面においても豊産性で実の成りがよいという特徴があり、家庭菜園でも手軽に育てられるのだそう。地域にもよりますが10月上旬まで収穫可能で、ピーマンとは異なるとうがらし風味を味わうことができます。

この松の舞は小さいものが約8.5cm、大きいものは12cmほどで、皮は濃い緑色でツヤがあり、いくつかは赤みが差しているものもありました。また万願寺タイプではありますが、万願寺よりはぷくっとした丸みを感じます。

食べ方は煮びたしとモヤシ炒め、天ぷらなどにしてみました。煮浸しと炒め物は少ししんなりしつつも果肉の厚さをしっかり感じられ、さわやかな風味がとても美味。苦みや辛みはなく、丸ごと種まで食べられます。また果皮が赤く色づいたものを天ぷらにしてみたら、ほんのり甘味が感じられてこれまたおいしかったです。

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